人工肘関節について

退院後の注意点

手術後は、関節の痛みやこわばりが和らぐとともに、医師の指示に従いながら日常の生活動作の多くを再開できるようになります。人工関節を長持ちさせるためには、無理をせず、医師の指示に従うことが非常に重要です。

できるだけ負担を減らす

手術を受けた方の腕には、持ち上げてよい物の重さや動作に制限が課されます。ベッドから起き上がるときや椅子から立ち上がるときには、手術を受けた方の腕を使わずに、反対側の腕を使うようにしてください。また、ほうきで床を掃く、モップをかける、掃除機をかけるといった家事などについても、手術を受けた方の腕ではできるだけ行わないようにしましょう。特に術後1~2カ月は、物を引き寄せるような動作は避け、肘にかかる負担を減らすよう気をつけてください。

無理なく運動を続ける

関節を動かせる範囲を広げ、人工関節を安定させるためには、無理のない運動を続けることが大切です。運動内容は患者さんによって異なりますので、退院前には医師に相談し、どのような運動内容でどれくらいの頻度が自分に適しているかを、きちんと把握しておくとよいでしょう。

感染予防に気を配る

人工関節は普通の状態よりは細菌感染しやすく、また感染してしまうと治りにくいため、感染予防に努めましょう。予防のためには、まずは手術した部分に傷を作らないことが大切です。また、普段の健康管理に気を配るとともに、虫歯や風邪などにかかった場合は、できるだけ早く治療しましょう。治療の際は、人工肘関節置換術を受けたことを、医師に忘れずに伝えてください。

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