人工肘関節について

リハビリテーション基礎知識

リハビリテーションの目的

関節の安定を保つ役割を果たしている筋肉や腱は、動かさないとすぐに弱ってしまいます。
リハビリテーションを行うことによって、筋肉を強くし、また、術後の拘こうしゅく縮(固まって動かしにくくなること)を防いで、早く日常生活へ復帰することができます。

開始時期

手術後、数日以内にリハビリテーションを開始します。

日常生活への復帰に至るまで(代表例)

  • 術後早期のギプス、またはシーネ固定
  • 徐々に可動域訓練開始
  • 術後中期で日常生活動作の訓練開始
  • 最終段階で日常生活復帰

リハビリテーションの主な流れとプログラム例

  • 病室に戻ると、新しい人工肘関節周囲の筋肉を緩めるための穏やかなリハビリ計画を開始します。
  • 手術当日にベッドから起き、数歩、歩くことを勧められます。
  • 痛み止めは必要に応じて受け続け、手術から約2 日後には包帯を取ります。
  • 看護師や理学療法士から、回復に必要なリハビリ運動のやり方についての指導があります。
  • 痛みやこわばりが取れれば、主治医の指示に従って、通常の生活のいくつかは再開することができます。
  • 回復期には、手術を受けた方の腕で500g 以上のものを持ち上げないように注意してください。
  • ハンマーを打ったり、重いものを持ち上げたり、繰り返し持ち上げる動作をしたり、肘を強く引っ張るような活動は避けなければなりません。
  • 手術を受けた方の腕には、持ち上げてよい物の重さに制限が課されます。
  • 詳しくは主治医のリハビリプログラムに従います。

※リハビリテーションの期間は施設や患者さんの症状によって異なります。詳細は医師にお尋ね下さい。

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