第4回 患者さんストーリー

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人工関節=人生の喜び

関根 淳二さん (仮名)東京都在住、80歳、町内会会長
病名
変形性膝関節症、腰部脊柱官狭窄症
治療法
人工膝関節置換術

ぎっくり腰が悪化

今から6年前。当時看板屋を営んでいた関根さんは、技術はもちろん、体が資本。ところが、ふとした拍子にぎっくり腰になってしまいます。腰の痛みをこらえて、看板を書き続けるものの、痛みは消えません。腰だけでなく、徐々に膝まで痛むようになり、仕事の最中、1メートルの高さの脚立から3度も転落。もはや仕事を続けることは困難でした。

引退・・・そして治療

幸い、家業は息子さんが継ぐことになり、関根さんは引退。10年前から通院していた病院では、「湾曲性膝関節症」と診断されます。関根さんの足はO脚になって、著しく変形していたのです。しかし、この当時既に高齢だったため、手術療法ではなく、保存療法を受けるよう、病院からすすめられます。膝の水を抜くなどの処置や、痛みが強いときには、痛み止めの注射を打ってもらったり、薬を服用したりしました。

24時間痛い、歩けない

しかし、3年の月日が流れ、加齢と共に関根さんの痛みは徐々に悪化。夜中でも、朝方でも、歩いていなくても、24時間痛いという状態が続き、足を引きずりながら歩くようになっていました。歩く距離も10メートルが限界で、夜中に起きてお手洗いに行くのもつらく、精神的にも、先が見えずに「谷間に落とされた状態」だったといいます。

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