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患者さんストーリー

もう少し早く手術しておけば・・・

この記事の患者さん

ひざ関節

田村 祥子さん (仮名)
東京都在住 
84歳、自営業手伝い

病名 変形性膝関節症(両足)

治療法 人工膝関節置換術(両足)

この記事の目次

03 予想外に低かった医療費

予想外に低かった医療費

人工関節置換術を受けて意外だったことは2つありました。1つ目はリハビリテーションの重要性。そして2つ目は医療費。
当初200万円程度を覚悟していたという祥子さんですが、実際に1回の手術・入院で支払った金額は、予想の1/10にも満たない20万円以下でした。「医療費について誤解している人は多いと思う」という祥子さんは手術後、実際に病院の待合室で「失礼ですが・・・」と同年代の患者さんから費用を尋ねられたことがあり、「国民健康保険に入っていらっしゃれば、20万でお釣りが来ますよ」と教えたところ、その方はとても安堵されていたといいます。(*)

(*)本費用は田村さんの入院・手術費用の場合です。詳しくは、「人工関節プラザニュース9」をご参照ください。

世の中への恩返し

祥子さんが通っていた整形外科医院では、その後2人の患者さんが祥子さんに倣って人工関節置換術を受療しました。成功の報告を聞いて「自分の経験が世の中への恩返しになった。」と感じ嬉しくなったそうです。

手術がもたらしたもの

2回の手術は、長年の痛みから解放されるという何物にも置き換えられない価値をもたらしました。
若い患者さんの回復力の早さ、リハビリテーションの早さを見ると、もう少し早く手術しておけば・・・とも思うけど、それは結果論だから」「痛みのあったときに比べたら今は天国。手術して本当に良かった。世界が広がったみたい。」と祥子さんは笑顔で話します。 左足の手術から10ヶ月が経過した今では、趣味のコーラスや、桃狩り・箱根への旅行、美術館・デパート巡りと、楽しい「第二の人生」を歩まれており、ご家族も暖かく見守ってくれているそうです。

01 保存療法からのスタート

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