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患者さんストーリー

手術後は段差をあがったり降りたり平気でできるようになりました。

この記事の患者さん

ひざ関節

笹本 春江さん (仮名)
東京都在住 
83歳、専業主婦

病名 変形性膝関節症(両足)

治療法 人工膝関節単顆置換術(両足)

この記事の目次

03 手術を受けて良かったこと

手術を受けて良かったことを教えてください。

取材時に歩行していただきました。

手術後は段差をあがったり降りたり平気でできるようになりました。

日常の生活をできるようになったことが一番嬉しいです。手術前はバスに乗るのも一苦労でしたけど、手術後は段差をあがったり降りたり平気でできるようになりました。先生がお上手なんだと思いますよ。手術の傷跡も5cmほどしかなくて、とってもきれいです。退院後2~3ヶ月は杖を持っていましたけど、今は杖なしで一人で歩いています。手術で足がまっすぐになって、痛くなくなって、思うように歩けるようになりました。行動の範囲も広がりました。気分も全然違います。

私の場合、人工関節が無かったら今どうなっていたかわかりません。手術を受けて良いことずくめです。これからも、ただ元気で、一日一日元気で過ごせればいいなあと思っています。あとは、家族に世話を焼かせなければいいなという思いと。やっぱり親が足を引きずって、痛い痛いとしおれた格好でいても、子供たちも悲しいだろうと思います。

ご家族コメント

うちは夫婦共働きなので、母が元気になってくれて家族の協力関係が復帰しました。いい意味での循環というのでしょうか。母に家のことをお願いできるようになって、とても助かっています。(息子さん)

母の気持ちがとても前向きになったことが、家族としては嬉しいです。母が手術を受けて、それまで母のズボンに折り目のなかった理由が初めてわかりました。足が曲がってしまっていたせいで、ズボンが内側に回ってしまっていたんですね。それが、手術を受けたら、ズボンに入っている線がまっすぐ正面にくるようになりました。足もまっすぐになって背も高くなりましたし、姿勢も良くなりました。(娘さん)

手術後にどのような場所に出かけられましたか。

地下鉄を乗り継いで、一人で結婚式場まで行ったんですよ。

手術を受けた翌月には、予定通り孫の結婚式に出席できました。 地下鉄を乗り継いで、一人で結婚式場まで行ったんですよ。階段の上り下りが辛くて敬遠していたので、10年ぶりの電車でした。

年末からお正月にかけて愛知県に家族旅行もしました。旅行中は沢山歩きましたよ。 娘たちと手をつないで、竹島神社まで歩いたりもしました。今では、散歩を兼ねてスーパーに出かけるのが日課です。
自分で行けるところは一人で行くようにしています。

同じような病気の方がいらしたら、手術を勧めますか。

たとえ1年でも2年でも、痛みのない人生を取り戻されたほうが素晴らしいと思います。

これまでにも人に聞かれて、この手術のことを教えてあげたことがあります。私と同じような人には是非勧めたいです。手術への不安もあるでしょうが、痛い痛いというよりは、たとえ1年でも2年でも、痛みのない人生を取り戻されたほうが素晴らしいと思います。

ご家族コメント

もちろん医療技術の進歩もありますが、やっぱり母を見ていて思うのは本人のモチベーションが重要なんだと私は思いますね。 自分で手術を受けようという気持ちが大事だと思います。(息子さん)

医療費は、母が自分で支払ってましたけど、高くなかったことを覚えています。 みなさん、高いと思ってるのかもしれませんね。20万円もかからなかったんじゃないかと思いますよ。(娘さん)

01 人工関節置換術との出会い

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