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患者さんストーリー

あの小さな人工関節で、ここまで良くなるなんて驚きです。

ひざ関節

波多野 幸江さん (仮名)
東京都在住 
59歳、販売業

病名 変形性膝関節症(左足)

治療法 人工膝関節置換術

この記事の目次

01 人工膝関節置換術と出会うまで

発症された当時のことを教えてください。

人ってこんなに遅く歩けるんだ、と驚くほどの症状でした

15、6年前から左の膝が痛むようになりました。以前から椅子の生活をしているので正座はほとんどしませんが、お葬式に参列したときに座布団に正座しようとしたら痛くて膝が曲がらず、仕方がなく椅子を借りたこともありました。痛みがひどくなると近所の病院に通って、膝に溜まった水を抜いたり、痛み止めを飲んだり、湿布を貼ったりしていましたね。お医者さんの説明によると私の場合は肥満が原因らしいです。でもまさか、肥満でそこまで膝が痛くなるとは思っていませんでした。10年前に症状がひどくなってからは、自転車もこげなかったし、何より歩くスピードが本当に遅くなりました。「人間ってこんなに遅く歩けるんだ!」と驚くくらいです。昔から仕事をしているのですが、駅から通勤先まで普通なら歩いて7、8分の距離を40分かけて歩いていました。就寝中に痛みで目覚めることもあり、昼夜問わず悩まされていましたね。

人工膝関節置換術について、いつごろ知りましたか。

遠ざけていた手術、そんなとき勤め先のお客様から・・・

当時は自宅近くの総合病院で診察を受けていましたが、人工膝関節置換術のことは詳しく知りませんでした。昔、知り合いがボルトで留める手術(関節固定術)を受けたのですが、あまり症状が改善しなかったと聞いていたので手術は考えていませんでした。人工膝関節置換術を知ったのは1年半前、勤務先の店舗のお客様から話を伺ったのがきっかけでした。お店の近くに病院があり、そこの看護師さんだったのです。膝の痛みのせいでタクシーを使わないと帰宅できないこともありましたから、そんな様子を見かねて関節治療に実績のある病院を紹介してくださったのです。

02 手術の決断と退院後の毎日

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