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専門医インタビュー

肩が痛い、上がらない! 肩の痛みの原因は様々 早目の診断と症状に合わせた治療リバース型人工肩関節の登場

この記事の専門医

相澤 利武 先生

福島県

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1983年 東北大学医学部卒業後、東北大学医学部整形外科学教室入局。
同年 山形市立病院済生館 研修医、1987年 東北大学医学部付属病院 整形外科、1992年 仙北組合総合病院 整形外科 科長、1994年 いわき市立総合磐城共立病院 整形外科 科長、2004年 整形外科 部長、2016年より現職。
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会スポーツドクター認定医

この記事の目次

日常生活に制限はない

リバース型人工肩関節置換後のレントゲン(正面、背中から)

リバース型人工肩関節置換後のレントゲン
(正面、背中から)

従来の人工肩関節もリバース型も2〜3週間くらいの入院が普通です。
手術後に、日常生活の中でしてはいけない動作はありません。肩が自由に回るだけで、生活の質はかなり高くなると思います。でも、早く筋力をつけようとバーベルを持ち上たり、急に重いものを持つなど、肩に過度な負担をかけないように。徐々に普段の生活を楽しんでください。
退院後は、月に1度、半年に1回、1年、2年に1回と徐々に間隔をあけて、定期的に来院をお願いしています。日本ではリバース型人工肩関節は始まったばかりですが、手術をした患者さんは、肩の動きを取り戻すことができて、満足した日常生活を送っています。

高齢者の肩の骨折治療にも期待

リバース型人工肩関節の一例

リバース型人工肩関節の一例

年齢が高くなると骨が弱くなり、肩を骨折するケースが多く見られます。通常は金属のプレートや支柱、ネジなどで骨折部分を固定します。しかし、骨粗しょう症により、骨が非常に弱くなっている部分は、固定しても、骨がうまく付かないことがあります。そういう場合には、上腕骨側に人工関節を挿入する方法や、リバース型人工肩関節の方が治療成績はいいだろうと思っています。
しかし、リバース型人工肩関節置換術を行うことができる病院が限られており、もしもその病院が遠い場合、患者さんがそこまで行くことができるのか、そこが課題ではないでしょうか。

患者さんへのメッセージをお願いします。

相澤 利武 先生

肩の専門医に相談を
「この肩の具合悪さは、きっと四十肩・五十肩に違いない」「そのうち治まるだろうから仕方がない」と、あきらめていませんか。まず整形外科を受診して痛みの原因を正しく調べてもらうことをお勧めします。
治療法は一つではありません。今の治療を続けていても、状態が少しも変わらない時は、別の方法を選択するのも一つの方法でしょう。
医師から説明を受けても分からない場合は、セカンドオピニオンとして違う病院に行くのも良いかもしれません。自分が納得できる説明が得られるところを探してください。
そのうえで、適切な対応法を選択してください。




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