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専門医インタビュー

ひざの痛みは早めに専門医に相談を! 人工膝関節部分置換術など治療の選択肢が広がります

この記事の専門医

古橋 亮典 先生
  • 古橋 亮典 先生
  • 浜松赤十字病院 第二整形外科部長・リハビリテーション科部長・人工膝関節センター長
  • 053-401-1111

静岡県

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資格:日本整形外科学会専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本人工関節学会認定医
専門分野:膝関節、小児整形

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この記事の目次

手術はとても痛いイメージがありますが実際のところはどうですか?

膝の動きを維持したり改善したりする訓練

人工膝関節置換術は、手術中の麻酔がきれてきて手術後3日目までが痛みのピークであるといわれています。そのタイミングも含めて手術後の痛みをやわらげるよう痛みのコントロールを行います。近年普及している方法の1つにカクテル注射療法があります。これは、手術中に数種類の薬を混ぜたものを関節周囲に注射する方法で、手術後数日間は痛みの緩和を期待することができます。そのほかに現在ではいろんな種類の内服薬が出てきていて、患者さんの状態にあわせて服用することが可能です。手術後の痛みを抑えられることで、早期にリハビリを行うことができ、その後の日常生活や社会復帰までスムーズに進めることができます。

人工膝関節置換術後に気を付けることはありますか?

手術して3か月くらいは感染のリスクを下げるために、温泉などご自宅以外での入浴は控えられることをお勧めします。また骨折を防ぐために転倒しないよう気を付けましょう。ご自身が目標とされている旅行やスポーツなどについては、医師とよく相談しながら無理のない範囲で行うことが大切です。
人工関節の耐久性はデザインや材質の向上、また手術システムの進歩などにより以前と比べて大幅に上がりました。しかし、それでも何らかの理由で不具合が生じてしまった場合、早めに検査をすることで、より負担の少ない対策を行うことが可能です。長く健康な膝を維持するためにも、定期的に検査を行い、問題がないか診てもらうようにしましょう。

最後に膝の痛みに悩んでいる方へメッセージをお願いします

保存療法から人工膝関節全置換術、部分置換術など、さまざまな治療法をご紹介してきました。膝関節の治療は日々進歩してきていて、患者さんにとっても治療を進めやすい環境が整ってきていると思います。変形性膝関節症は進行性の疾患です。痛みをがまんして治療を先延ばしにしがちですが、早い段階で受診を行うことで、部分置換術を含め治療の選択肢が広がっていきます。痛みにお悩みの方は、まずはご自身の膝の状態を知ることから始めましょう。


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