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関節の痛み

適切な杖の使い方

杖の種類は?

握りやすさを追求した杖

ソフトグリップ

グリップの部分がソフトなゴムで出来ているので、とても握りやすいのが特徴。
手を置くところも広く、L字の長い部分は指の形に沿ってカーブしています。
端が内側に曲がっているタイプは、小指が杖からはみ出ないように、ストッパーの役割をしてくれるというもの。利き手で持てるように右用と左用のあるタイプも。(ドイツ製)

スリムネック

グリップの下が通常の杖よりも細くなっています。
杖をつかむために人差し指と中指をそれほど広げずに済むので、手が疲れにくいという優れもの。
握力の弱い高齢者の方にも向いています。

超軽量杖

男性は重量のあるどっしりとした杖を好みますが、女性の場合、杖は軽いほうが助かるもの。
最近はアルミ製の軽量タイプが人気で、さらに折りたためるもの、伸縮式のものなど、“使いやすさ”でも工夫が凝らされています。
写真は伸縮式のタイプ。簡単に長さ調節が出来るので贈り物にも最適です。

他にもこんなに杖がありました!

4点杖/四点支持ステッキ

平らな道や室内に適した杖。
デイサービスへ行くときにちょっとだけ使うという方も多いそうです。
やはり明るい模様が人気。
(こちらの商品は非課税です)

ロフストランドクラッチ

腕支えのついた1本杖です。
松葉杖よりもコンパクトで、1本で使えます。
(こちらの商品は非課税です)

杖+シルバーカー?

杖ではありませんが、杖とシルバーカーのコラボレーションともいうべき"スワニーバッグ"を売り場で見つけました。
4点杖にバッグとタイヤがついているイメージです。
持ち手の部分が湾曲しているので、倒れにくく、少しの力で押すことができます。
荷物のあるときに活躍してくれそうです。

杖の選び方は?

杖の長さは身長の半分+2~3cm程度が目安になります。
(例:身長が156cmであれば78cm+2~3cmで80~81cm程度です)

これは、杖の先を同じ側の足先20cmに置いて、肘を30~40度に自然に曲げたときに、ぴったりとくる長さですが、実際に歩いてみて自分にあった長さかどうか確認してください。
伸縮式の杖以外は、お店でちょうどいい長さにカットすることができます。

杖のつき方は?

2動作歩行や3動作歩行が一般的です。
足に痛みがある場合は、杖を痛みのない側の手で持ちます。
杖を最初に前に出して、次に痛いほうの足を前に出し、最後に良いほうの足を前に出す、これが3動作歩行です。

杖のお値段は?

価格帯は標準的なもので¥5,000~¥8,000、高価なもので¥13,000~¥18,000です。
是非、お気に入りの1本を見つけてください。

杖のお手入れ方法は?

杖の先についている先ゴムは、使っていくうちにすり減っていきます。
ゴムが削れて芯がむき出しになってしまうと、すべりやすく危険ですので、すぐに取り替えましょう。
替えゴムは1個¥200~300程度で販売しています。

杖を取り扱っている全国の百貨店や専門店、医療機関で、ぜひお気に入りの1本を探してみてください。
この杖があるから外へ出かけたくなる。そう思える杖が見つかるといいですね。

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